我が家のポートフォリオの一角を担う太陽光発電
不動産のように空室リスクも無く、安定的にキャッシュを稼いでいましたが
雲行きが怪しくなってきました
九州電力管内の容赦なき出力抑制の実績を報告いたします
出力抑制とは
電気が需要以上に発電されて余った時に発生するのが「需給バランス制約による出力制御」です。電気の需要と供給を一致させるためには、需要に合わせて市場で取引された電源等を動かすとともに、常時変動する需要に合わせて、電気の安定供給に必要な電源を調整することで需給バランスを維持しています。近年では、再生可能エネルギーの導入が進んだことにより、需要が少ない時期などには、火力発電の出力の抑制や地域間連系線の活用等により需給バランスを調整した上で、それでもなお電気が余るおそれがある場合に再生可能エネルギーの出力制御を行っています。
経済産業省 資源エネルギー庁HPより引用
例年日照時間が長く電力需要が少ない4,5月頃おこなわれます
①自宅発電所
2013年稼働のため、出力抑制対象外
ほぼメンテナンスフリーで、毎月4万円ほど稼いでくれるの我が家の優等生
- 容量 10.2kw
- 価格 340万円
2020年発電金額 478,224円
経費 パワコン電気代 約12,000円
収支 +466,224円
②野建て太陽光発電所
2019年稼働の野立て太陽光発電所
- 容量 44.2kw
- 本体価格 1,180万円
- 接続費用 102万円
- 土地賃料 年90,400円
2020年収支
- 収入 1,608,637円(月平均134,000円)
- 返済 928,824円(金利2.15% 15年)
- 償却資産税 144,300円
- 土地賃料 90,400円
- 管理費 30,000円
- 電気代 3,700円
収支 411,413円
ならせば支払いは月10万円ほどです
年3回ほど草払いの必須で、税金など考慮すれば手残りは微妙ですね・・・
出力抑制前年比較
緑の変なマークが抑制実施日となります
緑だらけ(涙目)
*2021年
- 出力抑制実施日数 19日
- 時間 87時間
- 発電金額 110,054円
今年が3年目なのでデータとしては少ないですが、初年度より大幅に増加しています
抑制実施日数の19日も凄いですが、時間も多い日は7時間抑制がかかります
2020年
- 出力抑制実施日数 2日
- 時間 6時間
- 発電金額 171,956円
まとめ
この記事5月5日に書いてますが、今日現在5月も4日抑制実施してます
どうやら今月も抑制の手は緩めないようです
出力抑制は理解したうえでの投資でしたが見込みが甘かったですね
脱炭素社会へ大きく舵をとる政府
今後も発電事業者が死なない程度に抑制は増えていきそうです
コメント